レーザー治療で負担軽減~椎間板ヘルニアの施術進歩~

先生

転移をするガン

病棟

血液を介して

生体内で細胞が生きていくためには栄養や酸素の補給が必要不可欠になってきます。また体内でいらなくなったものを体外に出してやらなければなりません。この作業を行うために人間の体の中には血管が張り巡らされています。がん細胞が小さいうちは正常な組織の血管を利用して成長していきますが、だんだんと成長してくるとがん組織は血管を作る物質を自分で作り出していき、組織の中に必要なだけ血管を造成していきます。そして大きくなった細胞は正常な組織を破壊しながら無制限に増殖を繰り返し、近くにある臓器に転移していきます。これらのがんを転移がんと呼んでいます。また転移がんは血液を介してほかの臓器に転移したり、手術をした時など細胞がほかの部位に運ばれて転移することもあります。手術をするときには、がん細胞をきれいに切除しなくてはなりません。

離れた部位の切除は難しい

体を異物から守る機能を持っているのがリンパ液です。これが流れるリンパ管の中にはいくつもの防御機能があります。転移がんはリンパ液の流れに沿って転移してきます。乳がんであればわきの下のリンパ節、胃がんや大腸がんであればその周辺のリンパ節が侵されてきます。リンパ節をつなげているリンパ管の中で転移がんの細胞が詰まってしまうこともあります。炎症が起こりこの炎症が腹部で起こると内臓全体がむくんで腸が働かなくなることもあり、肺の近くで起こると咳や、呼吸困難に陥ることもあります。リンパ節を通しての転移がんは限られた部分での転移ならばリンパ節をきれいに取り除くことで治癒させることができますが、離れた部位にまで広がっていると切除が難しくなってきます。